県内の経営動向調査

2月の実績調査結果(卸売業)
 卸売業全体をみると、売上が前年同月を上回ったとするところは16.0%と前年同月の13.6%を2.4ポイント上回った。減少企業比率も40.0 %と前月調査の52.7%を12.7ポイント下回ったことから指標は再び上向いた。

収益も増加14.9 %(前月調査13.7%)、減少55.4%(同61.7%)と指標はここでも再び上向いた。

卸売業も売上、収益とも指標は上向き、その売上のDI値は−24.0であるが、生鮮魚介類卸(−40.0)、飲・食料品卸(−31.6)と概して食品卸はこれを下回り、衣料品卸(−10.0)、一般機械・家電卸(−21.1)等のその他卸は上回っている。ただし、青果市場(0.0)は前年同月と同じであり、逆に建築業関連の建材卸(−35.7)はマイナス幅が大きい。

収益に関しては、卸売業全体のDI値は−40.5であるが、食品卸とその他卸では売上のDI値と反対の結果になっている。つまり、食品卸では−35.5、その他卸−44.2となっている。個々の業種では唯一建材卸(−71.4)がマイナス幅が大きく、逆に青果市場(−14.3)、衣料品卸(−10.0)はマイナス幅が小さい。

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