県内の経営動向調査

2月の実績調査結果(小売業)
 小売業全体をみると、売上が前年同月を上回ったとするところは11.3%と前年同月の11.5%を0.2ポイント下回った。一方、減少企業比率は50.0%と前月調査の50.1%を0.1ポイント下回ったことから指標は横ばいとなった。

一方、収益は増加5.3%(前月調査7.2 %)、減少51.7%(同50.6%)と指標は下向いた。

小売業の売上のDI値は−38.7であるが、これに比べてマイナス幅が下回るものは大規模小売店舗(−33.3)、中小スーパーマーケット(−7.1)、食料品(−36.4)の食肉小売(−11.1)と鮮魚・乾物小売(−32.0)、耐久消費財(−44.3)の自動車販売(−15.4)、医薬品・化粧品小売(−22.2)、農耕用品小売(−10.0)である。逆にマイナス幅が上回るものは身の回り品(−48.3)の衣料品小売(−42.1)、靴・履物小売(−60.0)食料品の各種食料品小売(−57.9)と果実小売(−44.4)、耐久消費財の自転車販売(−54.5)と家具店(−64.3)、書籍・文房具小売(−43.8)、スポーツ用品小売(−50.0)、時計・カメラ・眼鏡小売(−52.4)である。

小売業の収益のDI値は−46.4であるが、これを大きく下回るものは大規模小売店舗(−16.7)、中小スーパーマーケット(−28.6)、食肉小売(−29.4)、自動車販売(−30.8)、農耕用品販売(−30.0)であり、売上の状況との関連性を窺わせる。

●業種別の調査結果を見たい方はここをクリック
全業種 1504.gif (2211 バイト) 製造業 卸売業 運輸・サービス業

 
戻る