県内の経営動向調査


2月の実績調査結果(全業種)
 
 業界全体生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収1,041企業(有効回収率63.1%)中、12.7%と前月調査の12.0%を0.7ポイント上回った。また、減少企業比率も48.8%と前月調査の51.4%を2.6ポイント下回ったことから、指標は再び上向いた。

また、収益も増加企業比率が8.2%と前月調査の8.0%を0.2ポイント上回り、減少企業比率も53.4 %と前月調査の55.7%を2.3ポイント下回ったことから指標はここでも再び上向いた。

資金繰りは好転4.2%(前月調査4.4%)、悪化41.5%(同40.1%)となっている。

3〜5月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは12.0%と当月実績を0.7ポイント下回っている。一方、減少予測企業比率は44.3%と当月実績を4.5ポイント下回っていることから、予測どおりならば指標は上向くことになる。

また、収益予測でも増加8.2%(当月実績と同値)、減少48.6%(当月実績比4.8 ポイント低下)と指標は上向くことになる。

資金繰り予測は好転5.1 %(当月実績比0.9 ポイント上昇)、悪化42.3%(同0.8ポイント上昇)となっている。

  1. DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした数値である。(増減は前年同月比)
  2. 2月までは実績値3〜5月は予測値である。
  3. 調査時点は原則として各月現在であり、予測値は翌月以降3ヵ月間の見通し結果を集計したものである。
  4. 業況に対する総合判断は、各企業が同種産業の業況の状態を判断した結果である。
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