県内の経営動向調査


3月の実績調査結果(全業種)
 
 業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収1,004企業(有効回収率60.8%)中、16.2%と前月調査の12.7%を3.5ポイント上回った。また、減少企業比率も40.3%と前月調査の48.8%を8.5ポイント下回ったことから、指標は上向いた。
また、収益も増加企業比率が10.6%と前月調査の8.2%を2.4ポイント上回り、減少企業比率も43.0 %と前月調査の53.4%を10.4ポイント下回ったことから指標は上向いた。
資金繰りは好転5.2%(前月調査4.2%)、悪化34.0%(同41.5%)となっている。
4〜6月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは12.4%と当月実績を3.8ポイント下回っている。一方、減少予測企業比率は38.9%と当月実績を1.4ポイント下回っていることから、予測どおりならば指標は下向くことになる。
また、収益予測では増加7.3%(当月実績比3.3ポイント低下)、減少40.1%(当月実績比2.9 ポイント低下)と指標はほぼ横ばいになる。
資金繰り予測は好転5.2 %(当月実績と同値)、悪化35.3%(同1.3ポイント上昇)となっている

  1. DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした数値である。(増減は前年同月比)
  2. 3月までは実績値4〜6月は予測値である。
  3. 調査時点は原則として各月現在であり、予測値は翌月以降3ヵ月間の見通し結果を集計したものである。
  4. 業況に対する総合判断は、各企業が同種産業の業況の状態を判断した結果である。
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