県内の経営動向調査

3月の実績調査結果(卸売業)
 卸売業全体をみると、売上が前年同月を上回ったとするところは28.1%と前年同月の16.0%を12.1ポイント上回った。一方、減少企業比率は 40.9%と前月調査の40.0%を0.9ポイント上回ったことから指標は上向いた。
収益も増加 20.0%(前月調査14.9%)、減少44.3%(同55.4%)と指標はここでも上向いた。
卸売業も売上、収益とも指標は上向き、その売上のDI値は−12.7である。この中にあって、食品関連卸では−3.6とマイナス幅が小さいが、青果市場(16.7)、飲食料品卸(0.0)と生鮮魚介類卸(−28.6)の間では格差が大きい。また、一般機械器具・家電卸(−6.3)は卸売業全体を上回り、反対に衣料品卸(−20.0)、建材卸(−29.4)は卸売業平均を下回っている。
収益に関しては、卸売業全体のDI値は−37.2である。この数値を上回ったものは食品卸と一般機械器具・家電卸であり、反対に下回ったものは衣料品卸と建材卸であるが、ここにも売上と収益の連動性が窺われる。

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