(2/3)特 集●冬季賞与支給予定額調査結果
図３は、有効回答246企業の支給額の分布状況を10万円単位でみたものである。これによると、「支給しない」が28.5％と最も多く、次いで「20〜29万円」が19.5％、以下、「30〜39万円」が17.9％、「10〜19万円」が17.1％、「40〜49万円」が10.2％、「50万円以上」が4.5％、「10万円未満」が2.4％となっている。 「支給しない」とする企業は前年調査の15.2％から28.5％（13.3％増）と大幅な増加となっている。 |
表２は、支給時期についてみたものである。全体では、「12月下旬」に支給する企業が38.1％と最も多く、以下、「12月中旬」34.7％、「12月上旬」22.7％、「11月以前」1.7％となっている。 これを業種別にみると、「鉱業」、「建設業」、「卸売業」、「サービス業」は、「12月下旬」に支給する企業が最も多い。「製造業」は「12月上旬」とする企業が最も多く、「小売業」、「運輸業」は「12月中旬」とする企業が最も多くなっている。 |
表３は、支給財源を［業種別］と［従業員規模別］にみたものである。 全体では「内部積立」52.2％、「借入」29.0％、「本社支給」11.9％、「その他」6.9％となっている。 これを業種別にみると、「内部積立」が全業種中最も多いのは「小売業」の66.4％であり、以下、「サービス業」58.9％、「運輸業」57.0％と、3業種においては「内部積立」とする割合が多い。これに対し、「借入」が多いのは「製造業」の43.4％で全業種中最も多い。 次に、従業員規模別でみると、「内部積立」は「6〜10人」が73.0％と最も多く、以下、「21〜30人」59.5％、「11〜20人」59.1％となっている。また、「借入」は「101人以上」が47.3％と最も多く、以下、「31〜50人」43.6％、「51〜100人」33.8％となっている。 |
