特集●中小企業施策のご紹介(2/3)
特 集平成12年度の中小企業施策のご紹介

技術の高度化
情報産業活性化産学共同研究事業
 本県マルチメディア関連産業の育成強化を図るため、産学共同により先進的マルチメディアソフトを開発し成果を広く活用するもので、事業概要は次のとおりです。
産学共同を基調として基礎研究を進めてきたシーズで実用化が見込まれるテーマに対し応用的研究を委託し、成果として作品開発までを行うものです。
研究テーマとしては、県立大学及び岩手大学各々1テーマとする。
開発成果品についてはプレゼンテーションを行い、インターネット等を通じて公表するとともに、データベースについては県民共有の財産として一般開放する。
以上の内容を(株)岩手ソフトウェアセンターに委託し、10年度に供用開始したマルチメディアセンターに整備した機器を利用して実施します。
○  中小企業創造技術研究開発費補助
中小企業者が自ら行う新製品・新技術に関する研究開発に対し、その経費の一部を補助することにより、意欲ある中小企業の技術開発を支援します。
異業種組合が実施する研究開発・市場開拓等に要する経費の一部を補助することにより、異業種交流活動の活発化、工業技術水準の向上、新事業の開拓を促します。
 事業実施基準については別表1のとおりです。
別表1 中小企業創造技術研究開発費補助 事業実施基準

中小企業経営革新支援事業
中小企業経営革新支援法に基づき、新たな事業活動(新商品開発等)を実施する中小企業等に対し、当該事業に要する経費の一部を助成するとともに、県内中小企業等に対する経営革新計画の策定について指導啓発を行うことにより経営革新の支援を図るものです。
(1) 補助対象者
中小企業、組合
(2) 標準事業費
企業20,503千円(補助額13,668千円)

観光情報の発信体制の強化
いわて観光イメージアップ推進事業
 新しい観光キャッチフレーズ「こちら岩手ナチュラル百貨店。」とシンボルマークを活用して、岩手の観光イメージアップと観光客の誘致拡大を図ろうとするものです。
 首都圏での観光キャンペーンとして「岩手ナチュラル百貨店フェア」を開催し、誘客を図ります。
岩手ナチュラル百貨店フェアの実施
首都圏等ラジオスポットCM、タイアップ協賛
電車の車内中吊り広告

地域づくりと連携した商業集積の促進
魅力ある商店街整備事業
 中小小売商業を取り巻く厳しい環境変化や消費者ニーズの多様化・個性化に対応し、郊外型の商業機能とは差別化された魅力ある商店街を形成するため、商店街の組合等及び市町村が実施する、駐車場等の商業基盤施設整備に対し補助するものです。事業実施基準は別表2のとおりです。

別表2 魅力ある商店街整備事業の事業実施基準 (商店街の施設整備及び当該施設を活用したソフト事業への補助)



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