表2は、支給時期についてみたものである。全体では、「8/1〜8/14」に支給する企業が37.4%と最も多く、次いで「7/15〜7/31」が18.9%となっている。反対に「6/15以前」は3.3%、「8/15以降」は2.5%と最も少ない。 これを業種別にみると、鉱業では全ての企業が6月半ばから7月中の支給としている。建設業では6割超の企業が「8/1〜8/14」の支給としており、全業種中最も多い。製造業では「7/1〜7/14」22.5%、「7/15〜7/31」28.8%と、約半数の企業が7月中の支給としている。卸売業は「未定」としている企業が多いものの、概ね平均的である。小売業は「6/15〜6/30」が33.3%と平均より多くなっている。運輸業は「8/1〜8/14」が33.3%と多いが、「未定」の企業も平均より多くなっている。サービス業は「7/1〜7/14」が25.9%と平均より多くなっているが、他の業種に比べ各時期にばらついている。 |
表2【支給時期】
|
表3は、ボーナスの支給財源を[業種別]と[従業員規模別]にみたものである。 全体では「内部積立」51.1%、「借入」27.6%、「本社支給」13.1%、「その他」8.2%となっている。 これを業種別にみると、鉱業は「内部積立」が83.8%と最も多い。建設業は「内部積立」が46.2%と全体平均より低い数値となっており「その他」が16.0%と全業種中最も多い。製造業は「内部積立」50.3%、「借入」28.2%と概ね平均的である。卸売業は「借入」が16.7%と全業種中最も少ない。小売業は「内部積立」54.5%、「借入」27.3%と平均的である。運輸業は「内部積立」が45.8%と全業種中最も少なく、逆に「借入」の割合が50.0%と全業種中最も多い。サービス業は「内部積立」61.9%、「借入」34.1%とともに平均より高めの数値となっている。表3の「内部積立」もしくは「借入」に100%依存する企業比率については、運輸業が「内部積立」33.3%と最も少なく、反面「借入」33.3%と最も多い。 次に、支給財源を従業員規模別でみると、「1〜5人」では「内部積立」が61.1%、「6〜10人」でも65.0%といずれも60%を超える高い数値となっている。「11〜20人」では「借入」が17.8%と平均より低い数値となっている。「21〜30人」では「その他」が17.9%と他の規模のものと比べ最も多い。「31〜50人」では「本社支給」が15.7%と平均より多い。「51〜100人」では「内部積立」が55.7%と平均より多い。「101人〜」では「内部積立」が43.5%と平均より少なく、逆に「借入」が36.6%と平均より多くなっている。 |
表3【支給財源】 【業種別】
【従業員規模別】
|