産業情報いわて MARCH 2004 VOL.24
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【特集】平成15年度「環境」に関する実態・意識調査結果(拡大版) トップページへ
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産業廃棄物の減量化・資源の再利用(リサイクル)への取り組み状況

 産業廃棄物の減量化・資源の再利用(リサイクル)への取り組み状況をみると、「すべてについて取り組んでいる」が21.0%、「一部について取り組んでおり、残りすべてについても今後取り組む」が14.8%(以上の合計で35.8%)で、今後の取り組みを含めれば3社に1社以上がすべての産業廃棄物について減量化・資源の再利用(リサイクル)するとしている。反面、「すべてにおいて取り組んでおらず、すべてについて今後とも取り組まない」が6.0%である。

産業廃棄物の減量化・資源再利用(リサイクル)への取り組み段階

 産業廃棄物の減量化、資源の再利用(リサイクル)への取り組み段階をみると、「製造段階」が47.9%(前年調査51.9%)と最も多く、以下「原材料購入段階」が33.1%(同39.0%)、「その他」が16.4%(同13.8%)となっている。
 前年比でみると、「その他」が2.6%の増加となっているほかは、すべて減少となっている。

環境に関しての取り組み状況
 環境に関して取り組み状況をみると、「している」74.4%、「していない」25.6%となっている。
地域住民等への自主的な情報提供の状況

 地域住民等への自主的な情報提供の状況についてみると、「していないし、今後ともしない」が41.5%と最も多く、以下「していないが、今後する」31.0%、「している」25.4%となっており、現状では7割強の企業が地域住民等に対し自主的に情報提供をしていない。

環境への取り組みを情報提供していない理由

 環境への取り組みを情報提供していない理由をみると、「あまりニーズが感じられない」が45.1%と最も多く、以下「環境法令を遵守しているので必要ない」が26.5%、「手間やコストがかかる」が20.9%、「情報提供の方法がわからない」が18.0%となっている。

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