10月の実績調査結果(全業種)
業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収1,000企業(有効回収率60.6%)中、16.3%と前月調査の15.3%を1.0ポイント上回った。一方、減少企業比率は39.1%と前月調査の38.5%を0.6ポイント上回ったことから、指標はほぼ横ばいとなった。
一方、収益は増加企業比率が12.9%と前月調査の10.1%を2.8ポイント上回り、減少企業比率も41.1
%と前月調査の43.3%を2.2ポイント下回ったことから、指標は再び上向いた。
資金繰りは好転6.8%(前月調査5.8%)、悪化34.6%(同35.4%)となっている。
11〜1月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは13.2%と当月実績を3.1ポイント下回っている。減少予測企業比率は38.6%と当月実績を0.5ポイント下回っていることから、予測どおりならば指標は下向くことになる。
また、収益予測でも増加10.4%(当月実績比2.5ポイント低下)、減少41.1%(当月実績と同値)と指標は再び下向くことになる。
資金繰り予測は好転6.8 %(当月実績と同値)、悪化37.2%(当月実績比2.6ポイント上昇)となっている。
- DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
- 10月までは実績値で11〜1月は予測値である。
- 調査時点は原則として各月現在である。
- 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI(平成11年8月〜10月)
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