
7月の実績調査結果(全業種)
全業種でみると、生産・売上が前年同月に比べ増加したとする企業は、調査票回収951企業(有効回収率62.9%)中、10.1%と前月調査の9.6%を0.5ポイント上回り、減少したとする企業は45.7%と前月調査の47.7%を2.0ポイント下回ったことから、指標は上向いた。
また、収益は増加したとする企業が6.5%と前月調査の6.5%と同値であり、減少したとする企業が48.6%と前月調査の51.1%を2.5ポイント下回ったことから、指標は上向いた。
資金繰りは好転4.7%(前月調査5.1%)、悪化41.5%(同41.9%)となった。
13/8〜13/10月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月より増加すると予測している企業は7.1%と当月実績を3.0ポイント下回っている。減少すると予測している企業は47.1%と当月実績を1.4ポイント上回っており、予測どおりならば指標は下向きとなる。
収益も増加5.5%(当月実績比1.0ポイント低下)、減少49.3%(同0.7ポイント上昇)と予測どおりならば指標は下向きとなる。
資金繰りは好転4.7%(当月実績比同値)、悪化43.2%(同1.7ポイント上昇)となっている。
- DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
- 7月までは実績値で8〜10月は予測値である。
- 調査時点は原則として各月現在である。
- 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI(平成13年5月〜平成13年7月)

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