有限会社谷地林業yachi ringyo
久慈市林業
品質日本一の「いわて木炭」生産と
土木工事の2本柱で未来を創造する
木炭生産量日本一を誇る岩手県。その主産地である久慈市山形町に創業して103年を数える当社。燃料としての木炭生産にはじまり、昭和40年代にはエネルギー状況の変化や住宅需要の増加を受けて素材生産と造林・育林に着手、昭和55年には道路や河川などの土木部門を新設して事業を展開してきました。創業以来取り組む木炭は質・量共に県のチャンピオンを連続受賞し、また、本年は内閣総理大臣賞を受賞し、評価は国内トップ。一方で地域の安心安全や利便性に貢献する土木工事のニーズも高まっています。木の伐採から加工までの林業と、土木の2業種を手がけるのは当社の大きな強み。この「2本の矢」を武器に未来を創造していきます。
- 地域に根ざし地域と歩む。
100年を超える社歴 - 日本一を誇る岩手県の
木炭生産を支える企業 - 林業と土木工事の
「2本の矢」で事業を展開
当社では現在、持続可能な森林づくりと事業の両立のため、山と各現場の管理を情報として把握し、山主や行政とも共有できるシステム開発とその運用法を探っています。山仕事は造林から伐採まで60年から100年という長いスパンで考えなければならず、どこでどういう仕事をしてきたかを「視覚化」する必要があります。こうしたデータの蓄積や実績が、次世代へよりよい形で事業を引き継ぐのにも役立つでしょう。今までにない発想でITと林業を橋渡しするスキルを持つ人材が必要です。

- 勤続年数3年
- 管理営業部 部長兼事業推進統括マネージャー
- 和田範美さん

- あなたがこの会社を選んだ理由はなんですか?
- 建設関係の仕事をしていた時に当社の谷地社長と知り合いました。そののち北海道でまちづくり関係のNPOで経験を積んで岩手に帰郷、谷地社長から営業として働かないかと誘われたんです。社長の人となりはよく知っていたので、お世話になろうと決めました。
- 入社して、さっそく社内改革に取り組んだとか。
- はい。まずは日報管理システムを構築し、出来高や給与、原価などを明確化。仕事を受注する際も利益を重視して「儲かる会社」体質を徹底的に作りあげました。これにより現場でも利益の改善が目に見えるようになり、モチベーションも大きくアップしました。
- 林業分野での新しい挑戦は大変だったのでは。
- 実はユニークな人材が多いのが林業関係なんです。炭を焼き土木もやる会社なんてそうありませんから、多くのスキルを身に付けたいと思う人には魅力的です。社長も若く、改革にも前向きなのは大きいですね。会社が少しずつ変わってきていると感じます。
- 今後の戦略について教えてください。
- 安定的な仕事の確保を目指して、2018年6月には花巻市に新たな営業所を設置しました。ここを拠点に県央部での仕事にも取り組んできたいと考えていて、すでに受注にも成功しています。3年後、5年後を見据えた人材育成も同時に進めていこうと考えています。
- この会社をひと言で表すとしたら?
- 明るく活気があって風通しのいい会社。それは社長が常に新しいことへチャレンジしているから。木炭の文化を守り森林の活用・保全につとめ、100年後の子孫へ自然を渡すという地域の未来を見据えながら、チャレンジし続ける社長であって欲しいです。
有限会社谷地林業
- 業種
- 林業
- 業務内容
- 立木伐採・間伐・丸太の販売、木炭及び加工品の製造・販売、土木工事一式、建築工事一式 など
- 設立
- 昭和55年9月
- 資本金
- 2,000万円
- 代表者
- 代表取締役社長 谷地 譲
- 従業員数
- 85人
- 所在地
- 岩手県久慈市山形町荷軽部3-18
- 電話
- 0194-72-2221
- WEBサイト
- http://www.yatiringyou.com/
