有限会社大船渡ドックofunato dock
大船渡市小型鋼船造船業
船主の要望にこたえる高い技術力で
安全を支えるプロフェッショナル集団
大船渡湾を見渡す赤崎町で、長年にわたり造船所を運営してきた当社。北洋サケマス漁を経てマグロ船やトロール船、そしてサンマ船へと移り変わる漁業トレンドに対応し、現在は修理・修繕に特化した事業を展開しています。扱うのは漁船や定置網船のほかタグボートや警備船など多岐にわたり、アルミ船をメインに鋼船やFRP 船にも対応しています。船の修繕といってもそこには溶接、配管、内装、電気などさまざまな要素が絡み、その数だけプロが存在します。依頼された不具合のみならず、船として必要な部分全てに気を配り最善の状態で船主様にお返しするのが当社の仕事。船舶修理のプロ集団として漁の安全を支えています。
- 木造船からアルミ船まで
造船技術の蓄積あり - 溶接、電気など
チームワークで不具合を解消 - 依頼主は水産加工会社
から公船までと幅広い
当社が求める人材は多岐にわたります。まずは鉄工艤装や塗装、大工FRPなどの技術部門の人材確保であり、特に大工FRP は先輩社員からの技術継承が大事なミッションとなっています。また、これまでは営業や設計部門はありませんでしたが、意欲ある人材を迎えて提案型の営業が出来るようにしたいと考えています。なにより重要なのは、当社が長年培ってきた造船修繕技術を受け継いでいってくれる後継者候補。造船修繕の経験がなくても各種資格の取得研修を通して支援していきます。

- 勤続年数8年
- クレーンオペレーター、仕上げ他
- 佐々木大介さん

- あなたがこの会社を選んだ理由はなんですか?
- 以前は岩手県内陸で自動車関連企業に従事していましたが、姉とともに大船渡で居酒屋を営むためUターン。その1年後に震災が起き、以前から付き合いのあった中野社長の元でドックの復旧復興に関わりました。そのなかで漁業には欠かせない造船業の面白さを知りました。
- 中野社長との出会いは?
- 実は私の親が漁師で、中野社長には以前から船の保守や修繕でお世話になっていたんです。子供時代から大船渡ドックという会社は三陸の漁師にとってなくてはならない存在であることを実感していました。社長は厳しさと優しさを合わせ持った方で、多くを学ばせてもらっています。
- 現在はどんな仕事を担当していますか?
- 船舶の保守点検と整備、クレーンオペレーターをしています。漁師にとって船は大事な仕事道具、不具合なく返してあげるのが仕事だと思っていますし、時には不具合の原因を調べて修理することもあります。クレーンオペレーターの資格は入社してから取得しました。
- 仕事の難しさ、やりがいについても教えてください。
- ドックに船を入れるための上下架(船の上げ下げ)は何度やっても難しいですね。この仕事は漁師さんと直に顔を合わせるのでいい加減なことはできません。どんな時でも100パーセントの状態で船をお返ししたい。それが大船渡の水産業発展にも繋がると思います。
- 会社の雰囲気は?
- 色々な年齢の人がいますが和気あいあいとやっています。仕事って、やっぱ面白くないと続かないじゃないですか。そういう意味でもここにいるみんなはプロフェッショナル。どんなにボロボロの船でもみんなで協力して直す自信はあります!船の安全を守る大事な拠点だと思っています!
有限会社大船渡ドック
- 業種
- 小型鋼船造船業
- 業務内容
- 中・小型鋼船建造並びに改造・修理、強化プラスチック船建造・修理並びに関連製品の製造など
- 設立
- 昭和61年6月
- 資本金
- 730万円
- 代表者
- 代表取締役 中野 利弘
- 従業員数
- 16人
- 所在地
- 岩手県大船渡市赤崎町字生形129-2
- 電話
- 0192-27-2101
- WEBサイト
- http://www.ofunatodock.com/
