株式会社小林精機kobayashi seiki
滝沢市製造業
金属の切削加工のプロ集団として
生産力と技術力向上へ挑戦し続ける
私たちは切削加工の総合メーカー。ステンレスやチタンなど様々な金属材料を1ミクロンの精度で削り出す設備と技術力を有し、生産された精密部品は人工透析などの医療機器や電子顕微鏡、自動車部品からエアコンバルブなど様々な機械や装置に組み込まれ、人々の暮らしを支えています。現代のものづくりに求められるのは少量多品種であり、当社では1個の試作品から数万個の依頼まで月に6000件以上の発注に対応。さらに通常とは別の超短納期ラインも擁するほか省力化装置の設計開発も手がけ、顧客からの信頼に応えています。「技術の小林精機」を支えてくれる人材教育にも力を入れ、社員一人ひとりの成長を応援しています。
- 創業65年。盛岡地域屈指の
金属切削加工企業 - 少量多品種を追求、
顧客からの信頼に応える - 「技術の小林精機」を支える
人材育成に注力
当社が力を入れる人材育成では、新人基礎教育から始まり国家技能検定受験や研究機関との共同研究など、様々な教育プログラムを通して社員の成長を支援しています。製造部では6割以上が技術的資格を有し、なかには機械加工経験ゼロから国家資格を取得した人材もいるほど。まずは現場で経験を積んでから生産技術の知識を深め、技術者として高みを目指して欲しい。また生産技術を経て営業として活躍している人もいます。現場を理解した営業マンも育てていきたいと考えています。

- 勤続年数6年
- 特機部 生産技術課
- 佐々木崇人さん

- 高校時代から機械加工に取り組んでいたとか。
- 工業高校で汎用旋盤に出会い、金属の切削加工にのめり込んだんです。高校3年で旋盤の国家資格2級を取得したのですが、在学中の2級取得は初めてだったそうです。その後は宮城の東北職業能力開発大学校へ進学し、若年者ものづくり競技大会へも出場しました。
- あなたがこの会社を選んだ理由はなんですか?
- 卒業後は地元の近くで仕事がしたいと考えていました。岩手では金属の切削加工は県南がメインですが、盛岡近郊にある当社を知り、自分が好きな切削加工を続けていける環境だと直感。入社時からマシニングセンタを触る部署に配属されました。
- 現在はどんな仕事をしていますか?
- 昨年から超短納期に対応する特別組織の特機部に配属され、機械のメンテナンスや治具の設計を担当しています。少量多品種のものづくりでは図面も部品点数も多く、部品ごとに専用の治具を用意しなくてはなりません。今は仕事を通して学びながら設計していますね。
- 仕事でやりがいを感じる瞬間は。
- 「初物」と呼ばれる初めての製品を依頼され、自分で段取り・加工が出来た時の自信が支えになっています。私たちの仕事は世の中にないものを部品として形に現すこと。見えない部分ですが、それがなければ装置は動きません。ものづくりを陰で支えていく仕事です。
- どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?
- ものづくりが好きな事は当然で、既存の製品をみて「これが足りない」と改善点を考えられる方がいい。またつまずいた時にも別の視点から考えられる人が向いていると思います。自分のみならず、次の工程を受け持つ人への気配りができるかどうかも大きいですね。
株式会社小林精機
- 業種
- 製造業
- 業務内容
- 各種精密機械部品の加工および組立て、自動化・省力化機器の設計製作、コンピュータソフト開発
- 設立
- 昭和52年2月
- 資本金
- 3,500万円
- 代表者
- 代表取締役社長 小林 要
- 従業員数
- 110人
- 所在地
- 岩手県滝沢市大釡風林3-21
- 電話
- 019-686-1166(代表)
- WEBサイト
- http://kobayashi-seiki.co.jp
