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活動報告REPORT

〜一関工業高等専門学校 「EVマイスタースクール EV11」(2013/10/19)〜

この講座は、EV(電気自動車)に関するモーター、電気技術、要素技術などを学びます。
今回は、シンプルな部品で構成されている電気自動車教材「PIUS」を実際に分解し、組み立てながら、
今まで勉強した知識をどの部分で使っているのか確認し、自動車の基礎構造やEVの仕組みをより深く学びます
講師は、株式会社 モディー
橋大助氏、今野翔太氏です。
今回の教材であるEV「PIUS」に、開発段階から携わっていたお二人です。

菊池重人特命教授にお話を伺いました。

Q1.この講習会のねらいは何でしょうか?
トヨタ東日本が合併し、一関は大衡工場と岩手工場の中心に位置する。
「EVマイスタースクール」は地域に自動車人材を送り出すのがねらい。
特に高専生は目的意識が強いので、工業系の高度な技術を習得してもらい、創造性豊かな人に育ってほしいというところがある。
また、単位取得ができるということで、岩手大学や東北学院大学からも受講者が集まっている。

Q2.受講者に望む事は何でしょうか?
佐藤清忠嘱託教授も話されていたが、自動車の技術、EVだけでなく、チームプレイ、作業環境、工具や周辺の要素、安全とは何かなど、トータルに学んでほしい。
菊地先生、ありがとうございました。
まずはPIUSのボディを外します。
それでは講習のはじまりです! 
整備学校の先生、整備士、学生、技術者、講師
が一緒に集まってチームを作り、リーダーを決め、手順書通り分解できているかを確認しながら作業を進めます。
このようなメンバーで一緒に取り組む授業は、学校ではなかなかありませんね!
このような工具を使っています。


いったん作業をストップして見直しを行い、
みんなで考えて修正していきます。
部品を外すのも、ひと苦労。
先生の目が光ります。
どこが違うのかな?
時間がたつにつれて緊張もほぐれ、和気あいあいとチームワークができあがり
夢中で取り組んでいる熱気が伝わってきます!
どんどん分解されていきます。
みなさん真剣です!
受講者された 一関高専制御情報工学科3年の
近藤萌日(もゆか)さんにお話を伺いました。

Q1.この講習会を受講したきっかけは?
自動車が好き。
EVについて、詳しく知りたいと思った。

Q2.この講習会を受講した感想は?
完成車を一個ずつ、ばらしていくと中が見えてきた。すごいと思った。
こういった内容は学校の授業にはないので、新鮮でいい経験になった。

近藤さん、ありがとうございました。
一関高専では、このような活気あふれるユニークな講座がたくさん開催されています!
ぜひご参加ください!
   

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