9月の実績調査結果(全業種)
業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収996企業(有効回収率60.4%)中、15.3%と前月調査の18.4%を3.1ポイント下回った。また、減少企業比率も38.5%と前月調査の35.6%を2.9ポイント上回ったことから、指標は再び下向いた。
また、収益も増加企業比率が10.1%と前月調査の11.1%を1.0ポイント下回り、減少企業比率も43.3 %と前月調査の41.0%を2.3ポイント上回ったことから、指標は下向いた。
資金繰りは好転5.8%(前月調査6.7%)、悪化35.4%(同32.7%)となっている。
10〜12月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは14.2%と当月実績を1.1ポイント下回っている。減少予測企業比率は37.8%と当月実績を0.7ポイント下回っていることから、予測どおりならば指標はほぼ横ばいとなる。
一方、収益予測では増加9.2%(当月実績比0.9ポイント低下)、減少41.0%(同2.3 ポイント低下)と指標は再び上向くことになる。
資金繰り予測は好転6.1 %(当月実績比0.3ポイント上昇)、悪化35.4%(当月実績と同値)となっている。
- DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
- 9月までは実績値で10〜12月は予測値である。
- 調査時点は原則として各月現在である。
- 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
|
|