6月の実績調査結果(全業種)
業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収1,055企業(有効回収率63.9%)中、15.2%と前月調査の14.4%を0.8ポイント上回った。また、減少企業比率は40.4%と前月調査の46.8%を6.4ポイント下回ったことから、指標は再び上向いた。
また、収益も増加企業比率が10.0%と前月調査の9.4%を0.6ポイント上回り、減少企業比率も46.8
%と前月調査の49.5%を2.7ポイント下回ったことから、指標はここでも再び上向いた。
資金繰りは好転4.8%(前月調査6.3%)、悪化37.3%(同40.6%)となっている。
7〜9月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは13.0%と当月実績を2.2ポイント下回っている。一方、減少予測企業比率は39.5%と当月実績を0.9ポイント下回っていることから、予測どおりならば指標は下向くことになる。
一方、収益予測では増加8.4%(当月実績比1.6ポイント低下)、減少43.1%(当月実績比3.7
ポイント低下)と指標は上向くことになる。
資金繰り予測は好転4.3 %(当月実績比0.5ポイント低下)、悪化37.1%(同0.2ポイント低下)となっている。
- DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数です。(増減は前年同月比)
- 6月までは実績値で7〜9月は予測値である。
- 調査時点は原則として各月現在である。
- 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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