5月の実績調査結果(全業種)
業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収1,045企業(有効回収率63.3%)中、14.4%と前月調査の16.0%を1.6ポイント下回った。また、減少企業比率は46.8%と前月調査の40.7%を6.1ポイント上回ったことから、指標は再び下向いた。
また、収益も増加企業比率が9.4%と前月調査の10.8%を1.4ポイント下回り、減少企業比率も49.5
%と前月調査の44.1%を5.4ポイント上回ったことから、指標はここでも再び下向いた。
資金繰りは好転6.3%(前月調査5.9%)、悪化40.6%(同33.0%)となっている。
7〜8月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは11.7%と当月実績を2.7ポイント下回っている。一方、減少予測企業比率は44.0%と当月実績を2.8ポイント下回っていることから、予測どおりならば指標は横ばいとなる。
また、収益予測では増加9.0%(当月実績比0.4ポイント低下)、減少45.9%(当月実績比3.6
ポイント低下)と指標は上向くことになる。
資金繰り予測は好転6.3 %(当月実績と同値)、悪化39.4%(当月実績比1.2ポイント低下)となっている。
- DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
- 調査時点は原則として各月現在である。
- 5月までは実績値で6〜8月は予測値である。
- 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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