
4月の実績調査結果(全業種)
業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収1,063企業(有効回収率64.4%)中、16.0%と前月調査の16.2%を0.2ポイント下回った。また、減少企業比率は40.7%と前月調査の40.3%を0.4ポイント上回ったことから、指標はほぼ横ばいとなった。
また、収益も増加企業比率が10.8%と前月調査の10.6%を0.2ポイント上回り、減少企業比率も44.1
%と前月調査の43.0%を1.1ポイント上回ったことから指標はここでも横ばいとなった。
資金繰りは好転5.9%(前月調査5.2%)、悪化33.0%(同34.0%)となっている。
5〜7月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは13.7%と当月実績を2.3ポイント下回っている。一方、減少予測企業比率は39.1%と当月実績を1.6ポイント下回っていることから、予測どおりならば指標は横ばいとなる。
また、収益予測では増加8.2%(当月実績比2.6ポイント低下)、減少40.4%(当月実績比3.7
ポイント低下)と指標はやや上向くことになる。
資金繰り予測は好転5.7 %(当月実績比0.2ポイント低下)、悪化35.5%(同2.5ポイント上昇)となっている。
- DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
- 4月までは実績値5〜7月は予測値である。
- 調査時点は原則として各月現在であり、予測値は翌月以降3ヵ月間の見通し結果を集計したものである。
- 業況に対する総合判断は、各企業が同種産業の業況の状態を判断した結果である。
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