社長と一緒懸命

製品、サービスの質を高め
夢は「自給自足による製品の提供」


 
高屋 幹夫 
(こうや みきお)
【(有)ぱんはうすエーワン 製造課長】
昭和36年生 盛岡市出身 勤続11年
 
有限会社ぱんはうすエーワン 会社概要
所在地 盛岡市青山3−26−21−1F
TEL 019-647-0776
FAX 019-647-0786
資本金 300万円
社 長 高屋 晋一
従業員 16人
売上高 190百万円(平成10年9月見込み)
創  業 平成4年10月(創業 昭和63年11月)
事業内容 パン・菓子類製造、レストラン経営

 
 
 

1510.gif (229 バイト) 中小企業創造法の認定企業ですね。 きっかけや事業の内容は。
高屋11年前、当社はパンの製造小売を始めて、今ではパンと関連のメニューを提供する小さなレストランもしています。このレストランを開店するにあたって相当の資金が必要になり、盛岡商工会議所に相談にうかがったところ、この制度を紹介されました。主に製造業を対象とした制度ですので、このような業種としては県内では初めてでした。対象の事業は、お客様の嗜好と時間帯に応じたパン料理を提供する飲食店の運営ノウハウの開発です。言葉だけでは説明できませんので、是非ご来店いただければと思います。
 
1510.gif (229 バイト) 業歴などは。
高屋社長である兄と私の父が市内の大手のパンメーカーで営業をしており、父の勧めでまず兄が、その後私が当時勤務していた会社を退社し、パン製造の修行をしました。その後昭和63年11月、私たち兄弟二人、母とパートでここで開店しました。そして、ダイエーシティ青山店、昨年2月には先ほどのレストラン、12月に岩手生協のベルフ青山店の順で開業しました。販売額はダイエー店が一番ですしレストランはこれからというところです。
 
1510.gif (229 バイト) パン、菓子類の製造小売業としての 貴社の特徴は。
高屋何といっても天然酵母を使用したパンです。長い間試行錯誤を繰り返し、やっと平成9年の秋から発売を開始しました。風味、食感などが独特で、人によっては病みつきになります。それと、材料、水、塩などもなるべく自然のものを使用していますから、健康の維持に効果もあります。現在、全体の売上に占める割合はまだ1割にもなりませんが、これからはもっと伸びるはずです。
 
1510.gif (229 バイト) 景況は相変わらず良くないですが、 業界の動向は。
高屋取り扱い製品は食べ物ですし、私どものような小さな商圏での商売は地元のお客様に支持をいただけるものさえつくり販売していけば、お陰様であまり好不況の波に左右されることはありません。そのためにも、もっとお客様に納得のいただける質の高いものをつくっていきたいです。
 
1510.gif (229 バイト) 今後の抱負などは。
高屋現在、全部で4店舗あり、そこにはそれぞれパンをつくる機械を一式導入しています。当面、店舗の展開はしないで、各店舗でつくるもの、提供するサービスの質的向上に力を入れていく考えです。そのためには、OJTが中心になりますが、従業員の教育・訓練が大事だと思っています。それとまだまだ先の話で、そして夢で終わるかもしませんが、原料の小麦粉をはじめ各種の材料を自給自足し、パン、生ハムなどの生産とそれを提供するレストラン経営ができればいいですね。

1510.gif (229 バイト) お忙しいでしょうが、趣味などは。
高屋確かに朝が早い商売ですので忙しいですが、小さい頃から川で魚釣りをし、今では海での釣りもしています。また、冗談を半分で言いますが、本当の趣味は「パンづくり」ですので、15年前、今は亡き父からパン屋になるよう勧められ、その言うことをきいてつくづく良かったと思っています。

 

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