県内の主な出来事　９８年１１月

県内の主な出来事

（’９８／９／２１～１０／２０）

水産加工業用総合管理ソフト
プラネックス（釜石）が開発

オンラインによる電子商取引推進のため全水加工連が、通産省・中小企業庁の助成事業として取組む業務管理ソフトの開発事業に、釜石市のソフト開発会社「プラネックス」の技術が生かされることとなった。同社は国から２億円の補助をを受けて、年度内に開発する。計画では、全国3,000社への普及を目指す。(9/21)

インターネットで意見募集
岩手県公文書公開条例改正

県は、公文書公開条例の改正について、県内外から幅広く意見を集め、反映させる目的で、県公文書公開審査会あまとめた条例見直しの意見書をインターネットのホームページに掲載した。自治体がインターネットを通じて情報公開条例改正をめぐる意見書を募るのは、東北では初めて。(9/29)

岩手県のホームページ

石鳥谷の競輪場外車券売り場
条件整い来春会場へ

　建設が遅れていた石鳥谷町の競輪場外車券売り場「サテライト石鳥谷」は、10月中旬に着工、来春オープンする見通しとなった。競輪業界有力企業からの大口出資が決まったもので、総事業費は十億円を越すとみられる。計画では、年間200日開催し一日当たり約650人の来場者を見込んでいる。(10/1)

起業家に「工場」貸し出し
町独自に閉鎖施設活用

　西根町は、来春から独自にベンチャー企業の支援に取組む。同町大更の閉鎖中の工場を「起業家支援センター」として再整備、約4,000㎡の工場内を区分して、企業に貸し出す。県内の起業家支援施設としては、花巻、北上両市のほか、盛岡市のマリオス内にあるが、空き工場を利用する方法は珍しい。(10/17)

徳陽銀県内３支店の営業終了
北日本銀行へ営業譲渡

　昨年11月に経営破綻した徳陽シティ銀行（本店仙台市）の盛岡、花巻、北上の県内３支店は、10月16日営業を終えた。その後は19日の北日本、栃木両行を皮切りに11月24日の仙台銀行まで複数の金融機関に順次営業譲渡される。北日本銀行はこのほか、３支店に勤務した女性行員13人の採用を内定している。(10/19)