（’９８／５／２１〜６／２０）

パーキングエリア建設計画発表 スキー場と東北自動車道を直結　安比総合開発

　国内有数規模のスキー場を経営する安比総合開発が東北道と直結したパーキングエリア(ＰＡ)の建設計画を打ち出した｡規制緩和で民間企業がＰＡを建設･運営できるような法改正を見越したものだが､実現すれば全国初の民間ＰＡとなる｡高速道路の利用者が直接スキー場にいけるようにするもの｡　(5/27)

本県の観光情報を発信 ＪＲ東日本盛岡支社　｢ぷれ･びゅう｣を開設

　ＪＲ東日本盛岡支社は首都圏などに本県の観光情報を提供する旅の総合案内所｢ぷれ･びゅう｣を開設した｡ガイドブックではなかなか伝えられなかった旬の情報を全国に向けて発信する｡最大の特徴は､鮮度の高い情報を提供すること｡季節に合わせてきめ細かな情報を心掛ける｡全国のＪＲで初の試み｡　(6/2)

技術開発の拠点開館　いわてマルチメディアセンター 産学官連携で振興図る

　県のいわてマルチメディアセンターが盛岡市のマリオス７Ｆに開館した｡先進的なマルチメディアソフトの研究開発ができる高性能機器を備え､情報関連企業や一般県民に低料金で活用してもらう｡産学官の連携拠点として地域産業の振興を目指す｡開館時間は午前10時から午後9時まで｡　(6/2)

情報処理を外部委託へ 東北銀行　ビッグバン戦略として注目

　東北銀行は来年から情報処理をNTTデータ通信に委託､同社のホストコンピュータと同行の端末をオンラインで結ぶ｡データ処理の外部委託は全国の地銀で初の試み｡コンピュータ経費の削減が目的で､余剰人員を効率的に再配置する｡日本版ビッグバンに対応した生き残り戦略として注目されている｡　　(6/4)

支援の教育振興会発足　県立産業技術短大 人材求める企業と交流

　県立産業技術短期大学校を支援する教育研究振興会が発足した｡短期大学校側は就職活動､企業側は同校が持つ知的情報の取得へのメリットを期待している｡職業能力の開発､研究への支援､就職活動への協力などにより企業と同校が交流を深め､県内産業の振興に結び付けるのが目的｡　(6/11)