(’97●8/21〜9/20)
97年分の路線価が発表された。県内の平均額は、昨年より1,000円下がって62,000円。変動率は△1.6%で初の前年割れとなった。住宅地が堅調だったのに対し中心商業地がほぼ軒並み下落したことが影響した。最高路線価格は今年も盛岡・第一書店前 であった。(8/21)
盛岡駅西口に建設中のビル「マリオス」に岩手銀行、北日本銀行、東北銀行の3行と盛岡信用金庫の入居が決まった。4行はそれぞれATM機を設置する。岩手銀行と北日本銀行は今後、西口開発の進み具合により有人化する方針。同ビルへの入居はこれで30社程になる。(8/21)
岩手県商店街振興組合連合会の企画した「いわてあきんど塾」が開塾した。環境変化に柔軟に対応し、意欲的な事業展開ができる商業者を育成するのが目的。延べ7回の研修を予定しており、成功している全国の商店関係者の講義や先進地の視察などを行う。(8/22)
国内産業の空洞化対策として国が9年度からスタートさせる「産業集積活性化対策事業」の展開地域に花巻、北上、水沢、江刺、金ヶ崎町が決まった。産業の社会基盤整備や中小企業の新商品開発、人材育成などへ支援を受けることができ、工業振興への効果が期待される。(8/29)
水沢市は郵政省の「マルチメディア・パイロットタウン」指定を受けた。同構想は情報通信技術を日常の暮らしに組み入れるための実験が目的。東北での指定は1カ所だけ。同市はモデル市役所として光ファイバーを使った各種証明書の申請システムなどの実現を目指す。(8/29)
県は来春開学する県立大の産学共同研究の拠点として「県学術教育振興財団」(仮称)を設立する。当面は県100%出資の財団法人とし、今後民間企業などの受託研究費の受け皿となり、県立大が重視する「実学・実践重視の教育・研究」「地域社会への貢献」を実現する。(9/6)
岩手・秋田・青森3県の知事は今月十和田湖で初の「北東北知事サミット」を開く。観光振興など北東北に共通する政策課題について話し合い、連携交流を深めるのが目的。JR東日本など旅客会社3社のトップを招き具体的なアドバイスを受ける。(9/5)
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