県内の経営動向調査


12月の実績調査結果(全業種)
 全業種でみると、生産・売上が前年同月に比べ増加したとする企業は、調査票回収958企業(有効回収率64.2%)中、10.6%と前月調査の8.4%を2.2ポイント上回り、減少したとする企業は46.0%と前月調査の47.0%を1.0ポイント下回ったことから、指標は上向いた。
 また、収益は増加したとする企業が6.4%と前月調査の6.0%を0.4ポイント上回り、減少したとする企業は49.2%と前月調査の48.2%を1.0ポイント上回ったことから、指標は横ばいとなった。
 資金繰りは好転3.9%(前月調査4.6%)、悪化43.4%(同42.7%)となった。
 14/1〜14/3月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月より増加すると予測している企業は4.8%と当月実績を5.8ポイント下回っている。減少すると予測している企業は50.2%と当月実績を4.2ポイント上回っており、予測どおりならば指標は下向きとなる。
 収益も増加3.7%(当月実績比2.7ポイント低下)、減少52.2%(同3.0ポイント上昇)となっており、予測どおりならば指標は下向きとなる。
 資金繰りは好転3.4%(当月実績比0.5ポイント低下)、悪化47.0%(同3.6ポイント上昇)となっている。

岩手県商工業経営動向調査報告

  1. DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
  2. 12月までは実績値で1〜3月は予測値である。
  3. 調査時点は原則として各月現在である。
  4. 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI(平成13年10月〜平成13年12月)

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