10月の実績調査結果（全業種）
全業種でみると、生産・売上が前年同月に比べ増加したとする企業は、調査票回収981企業（有効回収率65.4.%）中、10.6%と前月調査の9.3％を1.3ポイント上回り、減少したとする企業は44.7％と前月調査の47.9％を3.2ポイント下回ったことから、指標は上向いた。
また、収益は増加したとする企業が6.6％と前月調査の6.3％を0.3ポイント上回り、減少したとする企業は48.8%と前月調査の49.7%を0.9ポイント下回ったことから、指標はほぼ横ばいとなった。
資金繰りは好転4.5％（前月調査3.5％）、悪化41.5％（同43.7%）となった。
13／11〜14／1月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月より増加すると予測している企業は6.2%と当月実績を4.4ポイント下回っている。減少すると予測している企業は48.0%と当月実績を3.3ポイント上回っており、予測どおりならば指標は下向きとなる。
収益も増加4.9%（当月実績比1.7ポイント低下）、減少49.7%（同0.9ポイント上昇）となっており、予測どおりならば指標は下向きとなる。
資金繰りは好転3.6%（当月実績比0.9ポイント低下）、悪化45.2%（同3.7ポイント上昇）となっている。
- ＤＩとは、増加（好転）企業割合から減少（悪化）企業割合を減らした指数である。（増減は前年同月比）
- 10月までは実績値で11〜1月は予測値である。
- 調査時点は原則として各月現在である。
- 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI（平成13年8月〜平成13年10月）
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