8月の実績調査結果（全業種）
全業種でみると、生産・売上が前年同月に比べ増加したとする企業は、調査票回収999企業（有効回収率66.2%）中、9.2%と前月調査の10.1％を0.9ポイント下回り、減少したとする企業は45.2％と前月調査の45.7％を0.5ポイント下回ったことから、指標は横ばいとなった。
また、収益は増加したとする企業が6.0％と前月調査の6.5％を0.5ポイント下回り、減少したとする企業は50.8%と前月調査の48.6%を2.2ポイント上回ったことから、指標は下向いた。
資金繰りは好転4.8％（前月調査4.7％）、悪化43.5％（同41.5%）となった。
13／9〜13／11月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月より増加すると予測している企業は6.2%と当月実績を3.0ポイント下回っている。減少すると予測している企業は47.7%と当月実績を2.5ポイント上回っており、予測どおりならば指標は下向きとなる。
収益も増加4.2%（当月実績比1.8ポイント低下）、減少50.8%（当月実績と同値）となっており、予測どおりならば指標は下向きとなる。
資金繰りは好転4.4%（当月実績比0.4ポイント低下）、悪化44.4%（同0.9ポイント上昇）となっている。
- ＤＩとは、増加（好転）企業割合から減少（悪化）企業割合を減らした指数である。（増減は前年同月比）
- 8月までは実績値で9〜11月は予測値である。
- 調査時点は原則として各月現在である。
- 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI（平成13年6月〜平成13年8月）
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