5月の実績調査結果（全業種）
全業種でみると、生産・売上が前年同月に比べ増加したとする企業は、調査票回収1,006企業（有効回収率66.4%）中、9.7%と前月調査の12.5％を2.8ポイント下回り、減少したとする企業は44.4％と前月調査の42.8％を1.6ポイント上回ったことから、指標は下向いた。
また、収益も増加したとする企業が6.2％と前月調査の8.2%を2.0ポイント下回り、減少したとする企業が47.4%と前月調査の45.8%を1.6ポイント上回ったことから、指標は下向いた。
資金繰りは好転4.4％（前月調査4.3％）、悪化39.7％（同40.2%）となった。
13／6〜13／8月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月より増加すると予測している企業は6.4%と当月実績を3.3ポイント下回っている。減少すると予測している企業は46.9%と当月実績を2.5ポイント上回っており、予測どおりならば指標は下向きとなる。
収益も増加4.7%（当月実績比1.5ポイント低下）、減少49.6%（同2.2ポイント上昇）と予測どおりならば指標は下向きとなる。
資金繰りは好転4.1%（当月実績比0.3ポイント低下）、悪化45.3%（同5.6ポイント上昇）となっている。
- ＤＩとは、増加（好転）企業割合から減少（悪化）企業割合を減らした指数である。（増減は前年同月比）
- 5月までは実績値で6〜8月は予測値である。
- 調査時点は原則として各月現在である。
- 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI（平成13年3月〜平成13年5月）
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