4月の実績調査結果（全業種）
全業種でみると、生産・売上が前年同月に比べ増加したとする企業は、調査票回収1,028企業（有効回収率67.0%）中、12.5%と前月調査の14.8％を2.3ポイント下回ったのに対し、減少したとする企業は42.8％と前月調査の37.0％を5.8ポイント上回ったことから、指標は下向いた。
また、収益も増加したとする企業が8.2％と前月調査の9.4%を1.2ポイント下回り、減少したとする企業が45.8%と前月調査の40.9%を4.9ポイント上回ったことから、指標は下向いた。
資金繰りは好転4.3％（前月調査5.9％）、悪化40.2％（同35.4%）となった。
13／5〜13／7月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月より増加すると予測している企業は7.6%と当月実績を4.9ポイント下回っている。減少すると予測している企業は44.9%と当月実績を2.1ポイント上回っており、予測どおりならば指標は下向きとなる。
収益も増加4.0%（当月実績比4.2ポイント低下）、減少46.7%（同0.9ポイント上昇）と予測どおりならば指標は下向きとなる。
資金繰りは好転2.7%（当月実績比1.6ポイント低下）、悪化43.4%（同3.2ポイント上昇）となっている。
- ＤＩとは、増加（好転）企業割合から減少（悪化）企業割合を減らした指数である。（増減は前年同月比）
- 4月までは実績値で5〜7月は予測値である。
- 調査時点は原則として各月現在である。
- 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI（平成13年2月〜平成13年4月）
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