10月の実績調査結果（全業種）
業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収944企業（有効回収率57.2%）中、15.1%と前月調査の14.4％を0.7ポイント上回った。また、減少企業比率は38.7％と前月調査の40.1％を1.4ポイント下回ったことから、指標は上向いた。
また、収益も増加企業比率が7.7％と前月調査の7.7%と同値であり、減少企業比率が40.7%と前月調査の42.6%を1.9ポイント下回ったことから、指標は上向いた。
資金繰りは好転6.0％（前月調査4.5％）、悪化31.2％（同34.8%）となっている。
11〜13／1月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは12.0%と当月実績を3.1ポイント下回っている。減少予測企業比率は37.8%と当月実績を0.9ポイント下回っており、予測どおりならば指標は下向きとなる。
収益は増加6.9%（当月実績比0.8ポイント低下）、減少37.6%（同3.1ポイント低下）と予測どおりならば指標は上向きとなる。
資金繰り予測は好転6.1%（当月実績比0.1ポイント上昇）、悪化33.6%（同2.4ポイント上昇）となっている。
- ＤＩとは、増加（好転）企業割合から減少（悪化）企業割合を減らした指数である。（増減は前年同月比）
- 10月までは実績値で11〜1月は予測値である。
- 調査時点は原則として各月現在である。
- 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI（平成12年8月〜平成12年10月）
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