県内の経営動向調査


9月の実績調査結果(全業種)
 業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収974企業(有効回収率59.0%)中、14.4%と前月調査の15.3%を0.9ポイント下回った。また、減少企業比率も40.1%と前月調査の41.8%を1.7ポイント下回ったことから、指標は横ばいとなった。
 また、収益も増加企業比率が7.7%と前月調査の8.4%を0.7ポイント下回り、減少企業比率も42.6%と前月調査の43.5%を0.9ポイント下回ったことから、指標は横ばいとなった。
 資金繰りは好転4.5%(前月調査5.4%)、悪化34.8%(同35.2%)となっている。
 10〜12月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは12.3%と当月実績を2.1ポイント下回っている。減少予測企業比率も36.9%と当月実績を3.2ポイント下回っていることから、予測どおりならば指標は上向きとなる。
 収益は増加6.2%(当月実績比1.5ポイント低下)、減少39.2%(同3.4ポイント低下)と予測どおりならば指標は上向きとなる。
 資金繰り予測は好転5.0%(当月実績比0.5ポイント上昇)、悪化34.4%(同0.4ポイント低下)となっている。

岩手県商工業経営動向調査報告

  1. DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
  2. 9月までは実績値で10〜12月は予測値である。
  3. 調査時点は原則として各月現在である。
  4. 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI(平成12年7月〜平成12年9月)

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