県内の経営動向調査


7月の実績調査結果(全業種)
 業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収1,038企業(有効回収率62.9%)中、15.2%と前月調査の14.6%を0.6ポイント上回った。また、減少企業比率も40.0%と前月調査の39.1%を0.9ポイント上回ったことから、指標はほぼ横ばいとなった。
 一方、収益は増加企業比率が9.2%と前月調査の7.4%を1.8ポイント上回り、減少企業比率も41.3%と前月調査の40.6%を0.7ポイント上回ったことから、指標は上向いた。
 資金繰りは好転6.7%(前月調査5.4%)、悪化32.4%(同34.3%)となっている。
 8〜10月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは11.8%と当月実績を3.4ポイント下回っている。減少予測企業比率は38.2%と当月実績を1.8ポイント下回っていることから、予測どおりならば指標は下向きとなる。
 一方、収益は増加7.0%(当月実績比2.2ポイント低下)、減少37.1%(同4.2ポイント低下)と予測どおりならば指標は上向きとなる。
 資金繰り予測は好転6.0%(当月実績比0.7ポイント低下)、悪化33.7%(同1.3ポイント上昇)となっている。

岩手県商工業経営動向調査報告

  1. DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
  2. 7月までは実績値で8〜10月は予測値である。
  3. 調査時点は原則として各月現在である。
  4. 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI(平成12年5月〜平成12年7月)

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