6月の実績調査結果(全業種)
業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収1,013企業(有効回収率61.4%)中、14.6%と前月調査の15.3%を0.7ポイント下回った。また、減少企業比率も39.1%と前月調査の39.6%を0.5ポイント下回ったことから、指標はほぼ横ばいとなった。
一方、収益は増加企業比率が7.4%と前月調査の8.3%を0.9ポイント下回り、減少企業比率も40.6%と前月調査の42.5%を1.9ポイント下回ったことから、指標は上向いた。
資金繰りは好転5.4%(前月調査同値)、悪化34.3%(同32.3%)となっている。
7〜9月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは12.5%と当月実績を2.1ポイント下回っている。減少予測企業比率も37.9%と当月実績を1.2ポイント下回っていることから、予測どおりならば指標はほぼ横ばいとなる。
一方、収益は増加6.3%(当月実績比1.1ポイント低下)、減少38.2%(同2.4ポイント低下)と予測どおりならば指標は上向きとなる。
資金繰り予測は好転5.1%(当月実績比0.3ポイント低下)、悪化34.7%(同0.4ポイント上昇)となっている。
- DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
- 6月までは実績値で7〜9月は予測値である。
- 調査時点は原則として各月現在である。
- 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI(平成12年4月〜平成12年6月)
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