県内の経営動向調査


5月の実績調査結果(全業種)
 業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収1026企業(有効回収率62.2%)中、15.3%と前月調査の15.8%を0.5ポイント下回った。また、減少企業比率も39.6%と前月調査の39.1%を0.5ポイント上回ったことから、指標は下向いた。
 一方、収益も増加企業比率が8.3%と前月調査の10.4%を2.1ポイント下回り、減少企業比率も42.5 %と前月調査の39.5%を3.0ポイント上回ったことから、ここでも指標は下向いた。
 資金繰りは好転5.4%(前月調査5.8%)、悪化33.2%(同32.3%)となっている。
 6〜8月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは13.8%と当月実績を1.5ポイント下回っている。減少予測企業比率も37.5%と当月実績を2.1ポイント下回っていることから、予測どおりならば指標は横ばいとなる。
 一方、収益では増加7.7%(当月実績比0.6ポイント低下)、減少39.0%(同3.5ポイント低下)と予測どおりならば指標は上向きとなる。
 資金繰り予測は好転6.1 %(当月実績比0.7ポイント上昇)、悪化33.5%(同0.3ポイント上昇)となっている。

岩手県商工業経営動向調査報告

  1. DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
  2. 5月までは実績値で6〜8月は予測値である。
  3. 調査時点は原則として各月現在である。
  4. 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
●業種別の調査結果を見たい方はここをクリック
建設業 製造業 卸売業 小売業 運輸・サービス業

●業種別売上・収益DI(平成12年3月〜平成12年5月)

戻る