県内の経営動向調査


4月の実績調査結果(全業種)
 業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収企業(有効回収率63.7%)中、15.8%と前月調査の14.6%を1.2ポイント上回り、減少企業比率も39.1%と前月調査の38.5%を0.6ポイント上回ったことから、指標は横ばいになった。
 一方、収益は増加企業比率が10.4%と前月調査の8.5%を1.9ポイント上回り、減少企業比率は39.5 %と前月調査の41.6%を2.1ポイント下回ったことから、指標は上向いた。
 資金繰り好転は5.8%(前月調査5.7%)、悪化32.3%(同33.6%)となっている。
 5〜7月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは12.7%と当月実績を3.1ポイント下回っている。減少予測企業比率も36.4%と当月実績を2.7ポイント下回っていることから、予測どおりならば指標は横ばいになる。
 また、収益予測も増加7.6%(当月実績比2.8ポイント低下)、減少37.1%(同2.4ポイント低下)と予測どおりならば指標は横ばいになる。
 資金繰り予測は好転5.8 %(当月実績同率)、悪化33.0%(同0.7ポイント上昇)となっている。

岩手県商工業経営動向調査報告

  1. DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
  2. 4月までは実績値で5〜7月は予測値である。
  3. 調査時点は原則として各月現在である。
  4. 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI(平成12年2月〜平成12年4月)

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