県内の経営動向調査


3月の実績調査結果(全業種)
 業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収1,017企業(有効回収率61.6%)中、14.6%と前月調査の16.4%を1.8ポイント下回った。また、減少企業比率も38.5%と前月調査の39.3%を0.8ポイント下回ったことから、指標は横ばいになった。
 一方、収益では増加企業比率が8.5%と前月調査の10.7%を2.2ポイント下回り、減少企業比率も41.6 %と前月調査の42.0%を0.4ポイント下回ったことから、指標は下向いた。
 資金繰りは好転5.7%(前月調査5.9%)、悪化33.6%(同36.6%)となっている。
 4〜6月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは12.9%と当月実績を1.7ポイント下回っている。減少予測企業比率も36.8%と当月実績を1.7ポイント下回っていることから、予測どおりならば指標は横ばいになる。
 一方、収益は増加8.1%(当月実績比0.4ポイント低下)、減少37.0%(同4.6ポイント低下)と予測どおりならば指標は上向くことになる。
 資金繰り予測は好転5.6 %(当月実績比0.1ポイント低下)、悪化31.7%(同1.9ポイント低下)となっている。

岩手県商工業経営動向調査報告

  1. DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
  2. 3月までは実績値で4〜6月は予測値である。
  3. 調査時点は原則として各月現在である。
  4. 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI(平成12年1月〜平成12年3月)

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