県内の経営動向調査


2月の実績調査結果(全業種)
 業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収1,017企業(有効回収率61.6%)中、16.4%と前月調査の14.5%を1.9ポイント上回った。また、減少企業比率も39.3%と前月調査の40.4%を1.1ポイント下回ったことから、指標は再び上向いた。
 また、収益も増加企業比率が10.7%と前月調査の10.3%を0.4ポイント上回り、減少企業比率も42.0 %と前月調査の45.5%を3.5ポイント下回ったことから、指標はここでも再び上向いた。
 資金繰りは好転5.9%(前月調査5.8%)、悪化36.6%(同35.8%)となっている。
 3〜5月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは12.2%と当月実績を4.2ポイント下回っている。減少予測企業比率も40.0%と当月実績を0.7ポイント上回っていることから、予測どおりならば指標は下向くことになる。
 また、収益予測でも増加9.0%(当月実績比1.7ポイント低下)、減少44.2%(同2.2ポイント上昇)と指標は下向くことになる。
 資金繰り予測は好転5.6 %(当月実績比0.3ポイント低下)、悪化37.8%(同1.2ポイント上昇)となっている。


  1. DIとは、増加(好転)企業割合から減少(悪化)企業割合を減らした指数である。(増減は前年同月比)
  2. 2月までは実績値で3〜5月は予測値である。
  3. 調査時点は原則として各月現在である。
  4. 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI(平成11年12月〜平成12年2月)

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