１月の実績調査結果（全業種）
業界全体で生産・売上が前年同月に比べ増加したところは、調査票回収993企業（有効回収率60.2％）中、14.5％と前月調査の17.0％を2.5ポイント下回った。また、減少企業比率も40.4％と前月調査の36.4％を4.0ポイント上回ったことから、指標は再び下向いた。
また、収益も増加企業比率が10.3％と前月調査の13.1％を2.8ポイント下回り、減少企業比率も45.5
%と前月調査の41.4％を4.1ポイント上回ったことから、指標はここでも再び下向いた。
資金繰りは好転5.8％（前月調査7.7％）、悪化35.8％（同31.3％）となっている。
2〜4月期の予測についてみると、生産・売上が前年同月を上回るとみているところは12.0％と当月実績を2.5ポイント下回っている。減少予測企業比率も42.1％と当月実績を1.7ポイント上回っていることから、予測どおりならば指標は下向くことになる。
一方、収益予測では増加10.0％（当月実績比0.3ポイント低下）、減少44.5％（同1.0ポイント低下）と指標は横ばいとなる。
資金繰り予測は好転6.5 %（当月実績比0.7ポイント上昇）、悪化38.7％（同2.9ポイント上昇）となっている。
- ＤＩとは、増加（好転）企業割合から減少（悪化）企業割合を減らした指数である。（増減は前年同月比）
- 1月までは実績値で2〜4月は予測値である。
- 調査時点は原則として各月現在である。
- 「業況」とは、各企業が同種産業の状態を判断したものである。
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●業種別売上・収益DI（平成11年11月〜平成12年1月）
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